BELLDATA フォーラム 2025(大阪)」レポート
人材不足時代に求められる持続可能なシステム運用・保守とセキュリティ
BELLグループのベル・データ株式会社は2025年11月19日(水)、関西エリアのお客様やパートナー企業の皆さまをお迎えし、第9回「BELLDATAフォーラム2025」をヒルトン大阪にて開催しました。IT人材不足が深刻化する中、IBM i を中心とした運用最適化やセキュリティ強化の在り方について、多角的な視点から事例や課題を共有しながら、今後の方向性を考える場となりました。フォーラムには約90名の方々が参加し、セッションや懇親会を通じて活発な交流と意見交換が行われました。
オープニング
フォーラムのオープニングでは、代表取締役社長 上野誠也が登壇し、「100年存続する企業」を目指す基盤づくりの取り組みや、昨年発生したランサムウェア攻撃への対応状況とお客様へのお詫びについても率直に語り、社会に安心を届けるITパートナーとしての責任と強い覚悟を示しました。

講演セッション
続くセッションでは、IBM Power SystemsとIBM i領域の第一人者として評価を得る安井 賢克が「進化するIBM i とアプリケーション開発のこれから」をテーマに、IBM i関連の主要スケジュールやIBM iの最新の動きを解説し、RPGと生成AIを融合することで実現する開発革新について語りました。IBM i はレガシーではなく、進化を続ける企業ITの最前線にあることが、参加者の期待と共感を誘ったのではないでしょうか。
二つ目の講演では、Power事業部 カスタマーサクセス統括部 統括部長の須藤 純が登壇し、ベル・データがお客様と共に歩んできた歴史を振り返りました。併せて、IBM i を中心に30年以上蓄積してきた知見と経験を基盤としたモダナイズ関連のソリューションやサービスについて、IBM i モダナイズとともにお客様が抱える課題や不安を安心に変える解決策、事例を交え解説しました。

多くの企業様が直面する人材不足により、基幹システムの継続運用への不安を抱いていることと思います。そういった環境下においても安心して運用を継続頂けるよう、ベル・データでは、AIなどの新技術を活用しての業務効率化やデータを基にした業務の最適化を、継続した仕組みの中でご支援させて頂く取り組みを推進しております。3つ目のセッションでは、アプリケーションマネージメントサービス本部 AMSセールス推進部 部長 安達 美知政がAIやデータ活用を軸とした業務改善事例を紹介し、「IBM i とAIは両立しない」という固定概念にチャレンジしたセッションとなりました。

最後に、ベル・ホールディングス株式会社 経営戦略本部 本部長 兼 執行役員 西村隆太が登壇し、2024年9月19日に発生したセキュリティインシデントについて、当時の状況を時系列で振り返りました。意思決定の背景、危機対応体制の実情、再発防止に向けた具体策、そして今回の経験から得られた教訓を体系的に整理し、今後のセキュリティ体制強化に向けた実践的な事例として、お客様およびパートナーの皆様に共有いたしました。
プログラム終了後には懇親会が実施され、和やかな雰囲気の中で名刺交換や情報交換が活発に行われ、次のビジネス機会につながる有意義な交流の場となりました。参加者アンケートでは、「事例紹介が実践的で大いに参考になった」「IBMiのデータ活用にAIの領域が加わり、業務効率化の選択肢が拡大することを実感した」「今後もセキュリティやデータ活用の面で継続的な提案・支援を期待したい」といった前向きなご意見が多く寄せられています。

IBM iの課題とベル・データの取り組み
IBM iは長年の進化を経て広く利用されていますが、技術や知識の属人化やドキュメント類の散逸による「ブラックボックス化」といった課題も指摘されています。また、ベテラン技術者の高齢化や引退、一部ベンダーの市場撤退により、後継者育成が困難な状況が続いています。
こうした課題に対応するため、ベル・データは次世代ソリューション「PowerクラウドNEXT」と、国内IBM Power業界初の「生成AI連携サービス for i」を提供開始しました。これにより、技術継承や人材不足の解決を強力にサポートします。今後もベル・データは、IBM iユーザーのビジネス継続を支援する環境を構築し、共に成長し続けることを目指してまいります。
最後に
本フォーラムにご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
関連リンク:
● IBM i (AS400)に関するお悩みについて、こちらにご相談ください。https://www.belldata.com/as400/concern/index.html
● IBM i のモダナイゼーションをどう進めるべきか、こちらをご確認ください。
https://www.belldata.com/lp2/modernization/
● IBM iとAIの連携について,こちらをご確認ください。
https://www.belldata.com/lp2/generative_ai/
