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「BELLDATA フォーラム2025(福岡・札幌・名古屋)」レポート

20256月、BELLグループの事業会社であるベル・データは、第8回目となる「BELLDATA フォーラム」を福岡(11日)、札幌(17日)、名古屋(19日)の3都市で開催しました。

ベル・データは、IBM Power SystemsAS/400およびIBM i)を事業の中核に据え、大手から中堅、中小企業まで約2,500社の顧客やパートナーとともに成長を重ねてきました。現在、「第三の創業期」と位置づける新たなフェーズに突入し、「技術探険と共創で社会に安心を届ける」というBELLグループのパーパスを掲げ、「100年存続する企業」を目指し、多様なパートナーと連携して既成概念にとらわれない発想で価値創造に挑戦しています。

「BELLDATAフォーラム」は、お客様やパートナー企業との密な交流を通じて、業界の動向や技術革新について共に考える場として毎年実施されているイベントです。今回は2年振りに、福岡・札幌・名古屋の3拠点で開催しました。

今年開催された「BELLDATAフォーラム2025」では、「人材不足時代に求められる運用最適化と持続可能なシステム保守」をテーマに掲げ、現代の企業が直面する重要課題に焦点を当てました。企業が直面する人材不足という現実を踏まえ、効率的なシステム運用や保守、アウトソーシングの新たな可能性を共有するセッションが行われました。

フォーラムには3都市合わせて約100名の参加者が集い、セッションや懇親会を通じて活発な交流や意見交換が行われました。

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  •   オープニング

オープニングでは、ベル・データの代表取締役社長上野が、各地3会場の皆さまに向けて挨拶を行い、社長としての所信を述べました。続いて、BELLグループの「第三創業期」における全体ビジョンを共有し、ベル・データの強みであるPower事業の更なる推進と、グループの掲げるパーパス「技術探険と共創で社会に安心を届ける」の実現に向けた方針についても言及しました。

さらに、事業戦略の中核として目指す「Power市場のプラットフォーマー」としての将来像を示し、Power事業とアプリケーション事業における具体的な目標を発表。IBM iユーザーの皆さまに「安心」を届け続けるという揺るぎないコミットメントを改めて表明しました。

  •   セッション内容

オープニングに続き、フォーラムテーマに基づいた3つのトピックで講演セッションを実施しました。各トピックでは、IBM iの実践的な知識や具体的な事例を交えながら、最新技術や課題解決のアプローチをお客様と共有しました。

最初のセッション「IBM iの最新機能に見るシステム管理とアプリケーション開発のこれから」では、IBM iの進化やAIとの融合がもたらす可能性について、市場の最新動向を交えながら解説しました。レガシー性とオープン性を両立するIBM iの価値を、IBMの提案する具体的な解決策とともにお伝えしました。

続く「事業を止めないために:後継者不足を乗り越えるベル・データの活用術」のセッションでは、IBM iのモダナイズを軸に、具体的な事例を交えながら、システム要員やIBM iスキルの不足、企画・立案力の欠如、最新技術導入の課題などに対する解決策を、ベル・データ独自のソリューションとともに解説しました。また、Power市場のプラットフォーマーを目指すビジョンを共有し、お客様に安心を届け続ける決意を示しました。

最後のセッション「生成AIによるIBM i基幹データ&社内情報活用のための新たなアプローチ」では、生成AIを活用したチャットアプリケーションの具体例を紹介しました。生産性向上や後継者育成など、人材不足対策として注目される生成AIの可能性を、当社の生成AIサービスとともに解説し、多くのお客様から関心を集めました。

これら3つのセッションを通じ、IBM iの最新動向や課題解決の具体策をお客様に直接共有し、相互理解を深める貴重な機会となりました。

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  •   懇親会

各会場ではセッション後に懇親会が開かれ、食事を楽しみながら大いに盛り上がりました。来場者同士の名刺交換や旧友との再会、ベル・データの社員や役員との歓談、自社課題の相談など、多彩な交流が行われ、終始賑やかな雰囲気の中、中締めまで活気が続きました。

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  • 最後に

IBM iは長年の進化を経て多くの企業に広く利用されている一方で、技術や知識の属人化、ドキュメントの散逸による「ブラックボックス化」といった課題が指摘されています。また、ベテラン技術者の高齢化や引退に加え、一部ベンダーの市場撤退により、後継者育成が困難な状況も続いています。

こうした課題に対し、ベル・データは次世代ソリューション「PowerCloudNEXT」と、国内IBM Power業界初の「生成AI連携サービス for i」を提供しています。これらのサービスにより、技術継承や人材不足の問題解決を力強くサポートし、IBM iユーザーの安定したビジネス運営を支援します。
ベル・データはこれからも、IBM iユーザーと共に課題を乗り越え、成長を続ける環境を構築してまいります。

本フォーラムにご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
お客様とのリアルな情報交換や相互理解を深める場として、フォーラムは今後も継続してまいります。これからも引き続きご期待ください。


【PowerCloudNEXT】

サービスの詳細はこちらをご確認ください。
PRTIMESにてリリースされましたプレスリリースはこちらよりご覧ください。

【生成AI連携サービス for i】

サービスの詳細については生成AI 連携サービス for i.pdfをご確認ください。
PRTIMESにてリリースされましたプレスリリースはこちらよりご覧ください。

ベル・データIBM i専用サイトはこちらをご確認ください。