「生命維持(命)」と「尊厳(いのち)」の尊重
「災害時の食事」から尊厳を考える
みなさんは「尊厳を考えた食事」について、どのようなイメージを持ちますか。
日常の食生活の中で、「尊厳」はあまり意識することのない言葉かと思います。
私たちは日常の食事を次の4パターンに分類し、「心と体を満たす食事(生きた食事)」を理想の食事であると位置づけました。
被災時の備蓄食においても、どうしたらそれぞれの個人における理想の食事に近づけることが出来るかということを念頭に置き、活動しています。


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「災害時の持ち出し品」から尊厳を考える
災害に備え、持ち出し品として水や食糧、避難用品や防災バッグなどを準備されている方もいらっしゃると思います。
よく挙げられる最低限の持ち出し品として、次のような物があります。
- 飲食物(水1人当たり1日3本、非常食1人当たり1日3食、それぞれ3日分を推奨)
- スマートフォン(現在では、情報収集ツールとしても必須と考えられる)、充電器
- ウェットティッシュ(ノンアルコール)
- 簡易トイレ、マスク、タオル
- アルミブランケット、ホイッスル
災害発生時から4日目を目途に、国や自治体の支援が始まります。
最初の3日間を生き抜くために、最低限の持ち出し品の準備をしておくことは、とても重要なことです。
またその後の避難生活を考えた場合、年齢、性別、嗜好など各個人に合わせて準備すると、健康の維持や心の安定に繋がる持ち出し品があります。
例として、次に「10~50代の女性におすすめする持ち出し品」を図で表示します。


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私たちは持ち出し品や備蓄の観点において、避難者個人の状況に合わせた支援の出来る企業でありたいと考えています。